自分を責める癖は、どこから来たのだろう

「また私が悪かった。」
気がつくと、
そんな言葉が心の中に浮かんでいました。
相手が怒っていると、
「私が何か悪いことをしたのかな。」
予定どおりに進まないと、
「私の頑張りが足りなかったのかな。」
誰かが元気がないと、
「私のせいかもしれない。」
本当は理由なんて分からないのに、
私はいつも、自分を責める方を選んでいました。
ある日、
何気なく窓の外を眺めていました。
風に揺れる木々を見ながら、
ふと、こんなことを思ったのです。
「私は、いつからこんなに自分を責めるようになったんだろう。」
その問いに、
すぐ答えは見つかりませんでした。
でも、
答えを探そうとした、その時間が、
私にはとても大切でした。
思い返してみると、
子どもの頃から、
「いい子でいなければ。」
「迷惑をかけてはいけない。」
そんな思いが、心のどこかにありました。
だから、
何かが起きると、
原因を自分の中に探してしまう。
その方が、
安心できたのかもしれません。
でも今は思います。
何でも自分のせいにすることは、
責任感ではありません。
長い時間をかけて身についた、
心を守るための習慣だったのだと思います。
だから、
すぐに変えようとしなくてもいい。
まずは、
「ああ、また私は自分を責めているな。」
そのことに気づくだけで十分です。
私も今でも、
自分を責めそうになることがあります。
そんな時は、
一度立ち止まって、
自分に問いかけます。
「本当に全部、私のせいなのかな。」
そうすると、
少しだけ肩の力が抜けることがあります。
もし今日、
あなたが自分を責めているなら、
一つだけ思い出してください。
あなたは、
自分を苦しめるために生まれてきたのではありません。
少しずつ、
自分にも優しい言葉をかけられるようになれば、
それだけで十分前に進んでいます。
焦らなくても大丈夫。
心は、
ゆっくり整っていくものだから。